ただアニメをほめるだけ

心から見て欲しいと思えるアニメ、アーティスト、声優等を紹介します。時々筋トレも。

2018年アニソン10選

 お久しぶりです、記事の更新が2017年アニソン10選ぶりになるとは思いもしませんでしたが、逆にこの記事は最後の砦ということで、毎年しっかり更新していきたいなと思います。

 

 

 

前提条件として

2018年に発売した楽曲

アニメ、アニメ映画の関連曲

1アーティスト1曲、1作品1曲

OP,ED,挿入歌等タイアップ

に限定しようと思います。他のオタクと比べてより狭義のアニソンかなと思いますが、アニメありきのアニソンだと思っているのでご容赦ください。

WILD BLUE/PENGUIN RESEARCH 

 

WILD BLUE

WILD BLUE

  • PENGUIN RESEARCH
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  

テレビアニメ「ゾイドワイルド」挿入歌。

 作詞・作曲:堀江晶太

 ほぼ毎話流れているのに永遠に止まらないワクワク感はキッズ向けアニメの挿入歌としてこれ以上のものはないなと常々思っています。

 「ゾイドワイルド」をご覧の方は知っての通り、サビ前で一度楽曲を止めて一番盛り上がるところでサビに飛び込む楽曲の使い方もより一層この楽曲のワクワク感を際立たせてくれています。サビ前で止めたまま5分近くサビを流さなかったり結局サビに到達しなかったりと、バリエーション豊かな使い方も毎週の楽しみになっています。

 挿入歌が流れる時の口上、「燃えろ〇〇、俺の魂と共に!本能開放!!」はWILD BLUEを聴くと反射的に叫びたくなってしまいますね。自分が一番好きな挿入歌シーンはペンネのスコーピアでのワイルドブラストのシーンです。

 どこまでもまっすぐで前向きな歌詞や、未来に広がる青のイメージが「ゾイドワイルド」に完璧にマッチングしており、WILD BLUEあっての「ゾイドワイルド」と言うにふさわしい2018年最高のアニメソングだと思っています。

 ちなみに、同番組、同アーティストが禁止でなければ少年の僕へを筆頭にOP,ED共に名曲揃いのアニメで10選に4曲ぐらい入っていたかもしれません。

 

進化理論/BOYS AND MEN

 

進化理論

進化理論

  • BOYS AND MEN
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  

テレビアニメ「新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION」主題歌、挿入歌。

 作詞: 藤林聖子 作曲:Coffee Creamers 編曲:Soma Genda

 WILD BLUEを入れてこの楽曲を入れないわけにはいかないということで2連続キッズアニメからの選出。

 ガンガンズダンダン!から始まる耳に残り続けるちょっとダサい楽曲がTHE・アニソンって感じで本当に大好きです。子供の心を永遠につかみ続ける藤林聖子御大には頭が上がりません。

 この楽曲の何といってもすごいところは1話から4クール経ち未だにOP主題歌として流れ続けているところです。昔のアニメは当然のように長期クールで同じ楽曲を使っていましたが、昨今1年間主題歌の変更がないアニメはそうありません。主題歌を変更したほうがその分CDも売れますし目先の利益は間違いなくそこにあると思いますが、あくまで楽曲を変更せず「シンカリオン」といえば「ガンガンズダンダン!」という強いイメージを視聴者に印象付け、BOYS AND MENをアニメ内に出演させる徹底ぶり。「シンカリオン」スタッフがいかにこの楽曲を大切にしているか伝わってきますし、視聴者側も大好きになってしまいますね。

 1曲目のWILD BLUEと違い、新機体が出たり新必殺技が出るとき、あるいは凄い見せ場の時しか挿入歌として流れないのでイントロが流れるだけでどんなバトル展開になるのか思わず背筋が伸びてしまいます。前向きな歌詞のキッズアニメ主題歌が大好きすぎる。

 

アトリア/Fo'xTails

 

アトリア

アトリア

  • Fo'xTails
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇」EDテーマ。

作詞:takao 作曲:鳴風 編曲:Fo'xTails

 今年の10選中最後の男性アーティスト楽曲。基本的に男性アニソンアーティストが大好きなのでもっともっと活躍の場を広げていってほしいですね。

 5/23に発売されたこの楽曲ですがFo'xTailsの解散発表が5/6。まさにラストシングルということで歌詞が本当に切ないです。Fo'xTailsについての歌詞でもあるし、「食戟のソーマ 餐ノ皿 遠月列車篇」という今までのシリーズに比べ、かなり絶望的な立ち位置のキャラクターの心情を描く内容でもあるし、聞く人すべてが共感できる普遍的な歌詞でもあります。「食戟のソーマ」においてのアトリアは幸平創真であり目指すべき先達であり、見果てぬ夢でもあります。そういった思いで見るEDに映るアトリアは思わず感動してしまいました。泣ける歌詞を聞かせながらメロディの疾走感もある絶妙なバランスが素晴らしい。

 8/1にあった解散ライブに自分も参加してきたのですが、

  文字にすると安直すぎますが、本当に歌詞が良すぎて心に深く刻まれたライブでした。それぞれのメンバーの今後の活躍にも期待しております。

 

スキスキセンサー/萌黄えも(久保田未夢)

 

スキスキセンサー

スキスキセンサー

  • えも(CV.久保田未夢)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「キラッとプリ☆チャン」挿入歌。

作詞: 児玉雨子 作曲:michitomo

 スキスキセンサーがスキスキセンサーすぎる。

 いたずらっぽい笑顔、前向きで明るくてみんなを引っ張っていく性格、ちょっと馬鹿なところ、こぶしの効いたしゃべり方等ぼくの大好きな要素がすべて詰まったようなキャラであるところの、萌黄えもさんの楽曲。萌黄えもという人間を紹介するならこの楽曲だけ聞いてもらえれば大丈夫というほど頭から終わりまで全て萌黄えもを体現したような楽曲です。

 もともと大好きなキャラクター、大好きな楽曲でしたが先日の「み~んなでキラッとプリティーライブ2018」でもっともっと好きになってしまって2週間ぐらいスキスキセンサー1曲リピートで聞いていました。

バリ100%の"バリ"のこぶしの効いた歌い方が本当に大好きすぎる…

 

凛/ASCA

 

凛

  • ASCA
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「グランクレスト戦記」第2クールOPテーマ。

作詞・作編曲:重永亮介

 直近ライブで聴いて評価が爆上がりした楽曲第3弾。

 藍井エイルさんや沼倉愛美さん等でもともと大好きな作曲家さんではありましたが、凛の重永さんはさすがにやりすぎていて初見で聞いた時の驚きを鮮明に覚えています。

 歌詞も「グランクレスト戦記」の細い糸を辿って辿って望む世界へたどり着く展開にぴったりで、早すぎるレベルの疾走感も緊迫感の演出として「グランクレスト戦記」らしさを醸し出していますし、ライブでも大変大変楽しめる楽曲となっています。

 恥ずかしながら、とある特番の 観覧イベントで初めて生で聴いたのですが、あんなに激しく難しいこの楽曲を高らかに歌い上げるASCAさんの歌唱力に大変感服しました。こちらも2週間ぐらい1曲リピートで聴いてしまいましたね。ぜひ次はワンマンライブにも行ってみたいと思いました。

 

CLEAR/坂本真綾

 

CLEAR ~TVサイズ~

CLEAR ~TVサイズ~

  • 坂本真綾
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「カードキャプターさくら クリアカード編」OPテーマ。

作詞:坂本真綾 作曲:水野良樹(いきものがかり) 編曲:河野伸

 風って 鳥って 私より自由かな

 こんな強い歌詞を頭からぶつけてくるのはさすが坂本真綾さんといったところですが、プラチナと比較して大人になったさくらという印象がすごく強い歌詞だなと聞いた時に感じました。

 タイトルのCLEARにも透明という意味合いだけではなく、達成の意味も込められており、人の為にがんばれるさくらちゃんのまっすぐさを感じさせつつ聞く人も励まされる歌詞になっています。

 アニメ本編もこの楽曲と同様、少し成長したさくらちゃんが描かれており、子供のころ見ていた我々視聴者も一緒に成長した気持ちで本当に毎週幸せな30分を過ごさせてもらいました。

 EDのJewelryとも迷いましたがライブで聴くレア度が高いこちらを選択。Jewelryでは映像のさくらちゃんと一緒にポコポコパンチを決めましょう。

 アニソンフェスではプラチナ、Catch You Catch Meがカバーの定番となっていますが新たな「カードキャプターさくら」の名曲としてどんどんこの曲をカバーしてほしいところですね。

 

ノスタルジックレインフォール/CHiCO with HoneyWorks

 

ノスタルジックレインフォール

ノスタルジックレインフォール

  • CHiCO with HoneyWorks
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  テレビアニメ「恋は雨上がりのように」OPテーマ。

作詞・作曲:HoneyWorks

 2018年最高のラブソングといって過言ではないこちらの楽曲、「恋は雨上がりのように」が放送開始して間もない頃、リスアニ!LIVEでいきなり聴けてめちゃくちゃうれしかったことを鮮明に覚えています。

 アニメにぴったりな思い人に振り向いて欲しい甘酸っぱい感情や、作品のキーポイントでもある雨を上手く生かした歌詞が大好きです。

 雨を題材にしたアニメや楽曲はどうしても、"雨が止んだ後の虹"に関連した内容でまとめてくることが多いですが、「恋は雨上がりのように」もこの楽曲も雨そのものや雨が降ってるタイミングの感情描写が細かく、より一層"雨が止んだ後の虹"が際立つ構成になっているのも素晴らしいです。ハニメイトで本当によかった。

 

ここから、ここから/玉木マリ(CV:水瀬いのり)、小淵沢報瀬(CV:花澤香菜)、三宅日向(CV:井口裕香)、白石結月(CV:早見沙織)

 

ここから、ここから

ここから、ここから

  • 玉木マリ(CV:水瀬いのり)、小淵沢報瀬(CV:花澤香菜)、三宅日向(CV:井口裕香)、白石結月(CV:早見沙織)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  テレビアニメ「宇宙よりも遠い場所」EDテーマ。

作詞・作曲:ヒゲドライバー

 1話1話、1歩1歩成長していくキャラクター達の姿が聞くだけで思い浮かぶ圧倒的な歌詞。放送時は毎話EDとして流れる度に受け取り方がどんどん変わっていって、これこそアニソンの醍醐味だなあと思いました。最終回はOne Stepと合わせてボロボロ泣きまくったのを覚えています。

 一筋縄ではいかない癖の強い4人組ではありましたが、この楽曲のちょっと歪んだ前向きさはまさに彼女たちそのものだと思います。「ここから、ここから」というタイトルも詩的で心を奪われてしまいますね。

 今年の10選で選んだ楽曲の中でもアニメとのリンクが一番強い楽曲かなと思います。円盤イベ落選して生で聴けなかったのが本当に残念でならない。

 

-Star Divine- フィナーレ/愛城華恋(CV:小山百代)、神楽ひかり(CV:三森すずこ)、天堂真矢(CV:富田麻帆)、西條クロディーヌ(CV:相羽あいな)

 

-Star Divine- フィナーレ

-Star Divine- フィナーレ

  • 愛城華恋(CV:小山百代)、神楽ひかり(CV:三森すずこ)、天堂真矢(CV:富田麻帆)、西條クロディーヌ(CV:相羽あいな)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」第10話挿入歌。

作詞:中村彼方 作編曲:本多友紀

 ブシロード10周年記念ライブで少女☆歌劇 レヴュースタァライトプロジェクトの始動を見て、その後もライブやCMで何度も何度も聴いてきたStar Divine。アニメでいつ流れるのかいつ流れるのかとずっと心待ちにしていた中ついに10話で挿入歌として流れ、かつアレンジが異なり、歌詞も異なるめちゃくちゃ特殊仕様な楽曲。この曲をいかに大切にしているかが伝わってきました。

 フィナーレは2番の歌詞が華恋とひかり、天道真矢とクロディーヌ、2人同士の関係を如実に表したものになっています。

 "それぞれの心に それぞれ秘めた思い 凛々しい横顔 激しく火花散らす まばたきもできないこの瞳をそらせない ぶつかり合っても 貴女のこと信じてる 舞台の真ん中にはたった一人の場所 だけどもう 孤独じゃないよ"

 10話までのお話でお互いなくてはならない親友、ライバル同士でありお互い高めあってきた話をしっかり描いたからこそこの歌詞がめちゃくちゃ刺さるし、10話以降の展開を示唆する内容にもなっています。中村彼方、あっぱれ。

 

徒花ネクロマンシー/フランシュシュ(源さくら(CV:本渡楓)、二階堂サキ(CV:田野アサミ)、水野愛(CV:種田梨沙)、紺野純子(CV:河瀬茉希)、ゆうぎり(CV:衣川里佳)、星川リリィ(CV:田中美海))

 

徒花ネクロマンシー

徒花ネクロマンシー

  • フランシュシュ
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 テレビアニメ「ゾンビランドサガ」OPテーマ。

作詞:古屋真 作編曲:加藤裕介

"死んでも夢を叶えたい! いいえ、死んでも夢は叶えられる!
それは絶望?それとも希望?
過酷な運命乗り越えて、脈がなくても突き進む!
それが私たちのサガだから!"

 10選最後の楽曲、この曲を入れないわけにはいきませんでした。「ゾンビランドサガ」の何でもあり感がそのまま表れたようなOP、最初に聞いた瞬間アニソンの歴史に刻まれる楽曲だなあと思いました。

 イントロの前口上、戦隊楽曲感全開のメロディ、やたらとかっこよくて難しい歌詞、うるさいSE等DNAレベルで刻み込まれたこの楽曲を好きになってしまう気持ちは全人類共通でしょう。

 旅行のついでに聖地巡礼をすることはあっても聖地巡礼の為に旅行をしたことはない自分ですが、ゾンビランドサガの為に佐賀に行きた過ぎるし円盤イベ当たる気がしないのでぜひアルピノでライブをしていただきたいですね。

 

 以上、2018年アニソン10選でした。男性アーティスト3、ソロキャラソン1、女性アーティスト3、ユニットキャラソン3と結構バランスの取れた選出になって様な気がします。

 来年も良きアニメ、アニソンライフを!それでは~